Yahoo!知恵袋でこんな質問を見つけました。
エニタイムジムは床引デッドリフト禁止なんですか? それ用のマット置いてあるのですが。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12280373862
デッドリフトは誰がやってもバーベルを落とした時に大きな音がでてしまう種目なので、気になる方も多いのではないでしょうか?
また、デッドリフト用のマットが置いてある店舗もあり、マット無しでデッドリフトをしてはいけないのか疑問に思っている方もいると思います。
この記事では、現役エニタイムスタッフがエニタイムは床引きデッドリフトが禁止されているのかとデッドリフトをする際の注意点を解説します!
✔記事の信頼性
エニタイムは床引きデッドリフトが禁止されている?
結論から述べると、エニタイムは床引きデッドリフトは禁止されていません。
デッドリフト用のマットが置いてある店舗もあると思いますが、マットを敷かずに床からデッドリフトしても問題ありません。
そもそもデッドリフトは【床からバーベルを引いてまた床に戻す】という動作なので、音が出てしまうのは仕方がないことなんです。
高重量で行っている方は尚更ですね。
しかし、バーベルを挙上したあとに手を放したり床にバーベルを叩きつけたりするとマナー違反になってしまうので注意してください。
マットはほとんど意味がない?
実際に僕もエニタイムでデッドリフトをする際にマットを使用したことがありますが、マットを敷いたからといって音が小さくなるかと言われたらそんなことはありませんでした。
元々エニタイムのフリーウエイトエリアの床は耐衝撃性が高く、防音も効果もあるためマット一枚敷いてもそこまで違いはありません。
またパワーリフター曰く、マットを敷くと数センチ(マットの厚さ分)可動域が狭くなるのでデッドリフトの効果が下がってしまうのだとか。。。
彼らはデッドリフトを競技として行っているため、マットがあると全くの別種目になってしまうのでしょう。
話を戻しますが、マットは音に関してほとんど意味がないので床からバーベルを引くのが骨格的にしんどい人以外は床引きデッドリフトすることをオススメします。
店舗によっては床引きが禁止されている
床引きデッドリフトは禁止されていないと書きましたが、店舗によっては禁止されているところもあります。
具体的には以下のような店舗
- マンションの一室がエニタイムになっている店舗
- 2階がエニタイム、1階が飲食店になっている店舗
- 音の苦情が入った店舗
このような店舗は非常に稀ですので、床引きデッドリフトが禁止されていたら大きくPOPなどの注意書きがあると思います。
先日ランニングマシンに張り紙がされてあり 「近隣から騒音の苦情が出ているためランニングマシンの使用を中止しています」 と書かれてありました。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14275926424
↑ちなみにチョコザップさんは夜中のランニングマシンの音に苦情が入り、マシンの使用制限されている店舗もあるそうです。
床引きデッドリフトをする際の注意点
床引きデッドリフトで注意する点は以下の通りです。
・バーベルを挙上したら自由落下させない
・プレートとカラーを隙間なく付ける
・周りに物や会員がいないか確認する
・呼吸をしっかりとする
・フォームが崩れる前に辞める
一つずつ解説していきます!
バーベルを挙上したら自由落下させない
これは先ほども書きましたが、バーベルを下すときに自由落下させないようにしましょう。
デッドリフトのネガティブ動作で負荷が抜けてしまうと重力に従ってバーベルが落ちるため、大きな音と振動が店舗内に響きます。
ほかの会員様はとてもびっくりしてしまうので、丁寧におろすようにしてください。
プレートとカラーを隙間なく付ける
デッドリフトで特にうるさいのはプレートとプレートがぶつかる音です。
店舗によってプレートのメーカーが違いますが、表面が硬いプレート(プリコー製など)同士が接触すると「カランッ!」という高くて耳障りな音がするため、隙間なくプレートとカラーをつけるようにしてください!
周りに物や会員がいないか確認する
デッドリフトは他の種目よりもスペースを多く使い、動作も非常に大きいため周りには注意して行ってください。
例えば、バーベルを挙上する際に他のマシンのフレームなどに当たると、傷が付いたりバランスを崩して自分が怪我をする可能性が高いです。
ほかの人に当たればタダ事では済みません。
呼吸をしっかりとする
デッドリフトはしゃがんだ状態からスタートするため、特に貧血気味の人は呼吸をしっかりできていないとふらつくことがあります。
僕も貧血のときにデッドリフトをしたら、倒れはしなかったものの1レップ目だけ視界がぼやけて全身の感覚がなくなった経験がありました。
もし後ろに倒れていたらと考えると怖いですね。
フォームが崩れる前に辞める
ベンチプレスやスクワットと違い、デッドリフトは腰への負担が非常に大きいので無理なフォームで行うと簡単に腰がやられます。
他の種目だと限界が来てから、フォームが多少乱れてもチーティングを使って追い込むことができますが、デッドリフトは絶対にやめましょう。
これをやって僕は椎間板ヘルニアになり、半年間はまともに筋トレができませんでした。
マナー違反をするとどうなる?
先ほどの注意点で書いた、バーベルを自由落下させるようなマナー違反をすると店舗スタッフから注意喚起の電話が掛かってきます。
- マシンの占領
- マシン使用後の消毒をしない
- 共連れ行為
- 大声や奇声
- 上裸トレーニング
- パーソナルトレーニング行為 など
スタッフがいない時間帯でも油断しないようにしてください。
スタッフは前日の退勤時間から翌日の出勤時間までをカメラでじっくりと確認しています。
ちなみにエニタイムのカメラはどの店舗でも死角がないようにカメラが設置されているため、「これくらいバレないだろ」ってものまで全部見られています。
1~2回の違反では電話や口頭での注意で済みますが、3回を超えるとオーナーによっては規約退会となる場合があります。
また、スタッフが気づいていないものでも他の会員様が【〇時〇分に△△のような会員が・・・】とクレームを入れてくることがあるので、エニタイムは違反行為には結構厳しいです。
エニタイム側としてはGoogle口コミにクレームを書かれることはなんとしても避けたいのです。
なぜなら今の時代、Google口コミで売り上げが大きく変わるから。
例えば、1㎞圏内にエニタイムが2店舗あったとして
A店の口コミ評価が★4に対し、B店の口コミ評価が★2だったらほとんど客はA店に入会するからです。
増してやエニタイムの会費はかなり高いので少しでも入会数を取れればかなりの利益が出ます。
話がそれましたが、売り上げを上げるためにエニタイム側も必死なので違反行為には厳しいということは理解しておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
本記事をまとめるとこんな感じ
・エニタイムは床引きデッドリフトは禁止されていない
・デッドリフト用のマットはあまり音を防げない
・店舗によっては床引きが禁止されていることもある
・床引きデッドリフトをする際はマナーを守って安全に行う
個人的にはデッドリフトが一番体力を使うし、どの種目よりも生物的に強くなる気がするので皆さんも楽しくデッドリフトライフを楽しんでください!
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