・エニタイムのラックが使いにくくてしょうがない
・セーフティバーが邪魔だから外したらスタッフに注意された
・胸までバーを下せるやり方はないのかな
この記事では上記のような疑問を解決します!
というかエニタイムのラックって超絶使いにくいですよね!!!!!(笑)
しっかり大胸筋をストレッチさせたいのに、バーが胸に付く前にセーフティバーに当たってバランスを崩してしまうし集中できない!
実際に僕がスタッフになる前のエニタイム会員時代に同じことを思っていたので、気持ちがよーくわかります。
スタッフになってからも「ここのラック使いにくいから変えて!」と会員様に言われることもしばしば…
そこで今回は、現役スタッフの僕がこれらの対処法についてご紹介します!
ぜひ最後までご覧ください!
✔記事の信頼性
エニタイムのラックはベンチプレスがやりにくい?
恐らく皆さんが使いにくいと思っているラックは、HAMMER STRENGTH(ハンマーストレングス)という海外メーカーのラックだと思います。
特にエニタイムの古い店舗は、このハンマーストレングスのラックを取り入れているところが多いです。
実際にこのラックについての評判は悪いです。
ID非公開さん
2023/6/1 19:26
ベンチプレスをする時にセーフティバーがコツンと当たって可動域が取れません。 一つ下にセーフティを下げると首が危ないので下げることは出来ないです。 前までは背中の下にプレートを入れてましたが、少し肩甲骨を痛めてしまったため対処法を教えて頂きたいです。 ちなみにエニタイムのHUMMER STRENGTHで両端に引っ掛けるタイプのパワーラックです。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13280822673?__ysp=44Ko44OL44K%2F44Kk44Og44CA44OZ44Oz44OB44OX44Os44K5
ID非公開さん
2021/1/16 12:13
ベンチプレスを行おうと思っているのですが、 セーフティバーを最低高さにしても、 胸からバーまで10cmほど隙間が開きます。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13237337718?__ysp=44Ko44OL44K%2F44Kk44Og44CA44OZ44Oz44OB44OX44Os44K5
こんな感じで意外とエニタイムのラックが使いにくいと感じている方は多いです。
なぜハンマーストレングスのラックはセーフティバーの位置が高いのか
これに関しては、海外製というのが一番大きな理由なのではないでしょうか。
ハンマーストレングスはライフフィットネスという海外の大手メーカーによって作られており、ボディビルダーやパワーリフターも愛用しているモデルです。
外国人の骨格や体系を意識して作られているため、セーフティバーも外国人向けに高く設定されているのではないかと思います。
セーフティバーは外しちゃだめ?
結論から述べると、どのトレーニングでもセーフティバーを外してはいけません!
今回はベンチプレスについて書いていますが、スクワットやミリタリープレスなどでも可動域の少し下の位置に必ずセーフティバーを付けてください。
理由は、過去にセーフティバーを付けておらず首にバーベルを落としてしまう事例があったからです。
24時間営業している熊本市のスポーツジムで、22日夜、トレーニングをしていた18歳の男性が重さ100キロのバーベルに首を挟まれ、一時意識不明の重体となりました。
スポーツジムで男性がバーベルに首挟まれ一時意識不明に/NHK
男性は安全器具をつけておらず、店に従業員もいませんでしたが、異変に気づいた別の客の通報で病院に運ばれ、一命をとりとめました。
この18歳の男性にとってのベンチプレス100㎏が高重量なのか低重量なのかはわかりませんが、ウオーミングアップの場合にしても首に100㎏の棒が乗っかったら人間は誰でも無事では済みません。
ましてや100㎏の棒が自由落下してくるので、倍以上の重さが首に乗ると言っても過言ではありません。
また、近くでトレーニングしていた会員様をケガさせてしまう恐れがあります。
例えば、スクワット中に限界がきて後ろにバーベルを落とした場合に、自分はケガしないかもしれませんが近くにいた会員様の足に落ちたり、バーをぶつけてしまうと大変です。
セーフティバーのセッティングは少し面倒かもしれませんが、その手間ひとつで大きな事故やケガを防ぐことができるため必ず付けましょう!
セーフティバーが邪魔にならないベンチプレスのやり方
前置きが長くなってしまいすみません、それでは本題に入りましょう!
ハンマーストレングスのラックでも、セーフティバーが邪魔にならないベンチプレスのやり方は大きく3つあります。
・ブリッジを高く組む
・ベンチ台の上にシートを敷く
・スクワットパッドを付ける
ブリッジを高く組む
バーベルがセーフティバーに当たってしまう場合は、胸よりセーフティバーの位置が高いということになるため、ブリッジを高く組みましょう!
ブリッジを高く組む方法は簡単で
肩甲骨を寄せる
↓
肩を下げる(下制)
たったこれだけです!
↓わかりやすい動画も載せておきますので是非ご覧ください。
これでもよくわからないという方は、大きく息を吸いながら胸を張ってみてください。
自然と肩が背中の中央に向かって下がったと思います。
その体制をベンチプレス台で行えばセーフティバーに当たらずにベンチプレスを行えます。
また、胸で押す感覚をつかめるので全ての胸トレが上手になりますよ!
ベンチプレスでセーフティバーにバーベルが付いてしまった場合は、ブリッジが低くなっているか肩が前に出てしまっているということになります。
つまり、セット中にフォームが崩れている証拠です。
ベンチ台のシートを敷く
ブリッジを組んでも骨格的に合わない方もいると思います。
そんな方はベンチ台に直接シート敷きましょう!
店舗によってはこのようなシートが置いてあると思いますので、活用してください。
店舗にシートがない場合は厚めのタオルやクッションを持参しましょう。
しかし、シート敷くと背中部分の安定さが欠けてしまうため、ベンチプレスが少し難しく感じるかもしれません。
スクワットパッドを付ける
この方法は、ベンチプレスの可動域が若干狭くなってしまいますが、バーベルがセーフティバーよりも先に胸につくため集中しやすいです。
もしベンチプレス中に手からバーベルを落としてしまった場合でもスクワットパッドがクッション代わりになるため、安全にベンチプレスを行うことができます。
まとめ
いかがでしたか?
ベンチプレス上達のためにもブリッジを組むことを最優先にし、最終手段としてシートやスクワットパッドを利用しましょう!
エニタイムフィットネスの、ハンマーストレングスのラックが使いにくいのはスタッフの僕でも分かります。
ですが、怪我をしては元も子もないのでセーフティバーは必ず付けてから行ってください!
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