・移籍すると料金が変わるの?
・引っ越すから移籍の手続きをしないといけないのかな?
・どのくらいの期間で移籍になる?
エニタイムで働いていると、移籍のルールを理解していない会員様は意外と多く、実際に聞かれたり店舗に問い合わせが来たりします。
そこで今回は、移籍のルールがよくわからない方向けに現役スタッフの僕が分かりやすく解説します!
✔記事の信頼性
そもそも移籍とは?
テレビや新聞で、プロ野球の○○選手が他チームへ移籍!というのはよく耳にしますが、エニタイムフィットネスの移籍ってなんのこっちゃと思っている方は多いのではないでしょうか?
エニタイムフィットネスの移籍とは簡単に言うと所属店舗が移る制度のことで、入会した店舗(所属店舗)よりも利用頻度が高くなった店舗へ所属が移ります。
移籍が決まった場合はエニタイム側から移籍完了のメールが届くので以下のことを確認しましょう!
- 移籍日
- 移籍先店舗
- 月会費
移籍ルールとは?移籍になる条件
まず移籍にはルールが2つあり、どちらかの条件が当てはまると移籍が確定します。
ではそのルールを一つずつ解説していきますね!
移籍ルール①
A. 30日間に4回以上の利用がある
B. そのうちホームクラブ以外の同一クラブにおける利用が51%以上ある
C. 30日×30日で連続して上記2項目を満たす
まず1月の1日~30日までの期間でエニタイムの利用が4回以上あることが前提となります。
その中で入会した店舗(所属店舗)ではない同一店舗の利用が半数以上であることが2連続(3月1日まで)続いた場合に移籍が確定します。
単純にAとBの条件を連続することで移籍が成立するというわけですが、1月31日~3月1日までの期間でジムを4回利用しなかったり、所属店舗の利用率が半数を超えてしまった場合は移籍にならないので注意しましょう。
厳密にいうと起算日がリセットされてしまいます。
ですので、意識して所属店舗を避けて利用したり、引っ越しや出張で物理的に他店を利用しない限りなかなか移籍になりません。
移籍ルール②
A. 30日間に1回以上の利用がある
B. 30日×30日×30日で上記利用が連続し、そのすべてがホームクラブ以外の同一クラブである
移籍ルール①とは違ってルール②は30日間にエニタイムの利用が1回以上あり、その利用した店舗が所属店舗ではないことが第一条件になります。
上記を3連続、行えば移籍が確定です。
移籍ルール②は、仕事の都合で出張が多い会員様が適用されるケースがほとんどです。
エニタイムフィットネス公式サイトの移籍ルールPDFのリンクを載せておきますので、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください!
会費を滞納すると移籍しない
いくら他店を利用しても、口座の残高不足やクレジットカードの期限切れなどで会費を滞納してしまうと移籍になりません。
理由は、会費の補填を他店で行うことができないからです。
例えば、セブンイレブンA店での売り上げはセブンイレブンB店のものにできないように、エニタイムもA店で滞納した会費はB店で支払えないシステムになっています。
自分がオーナーになったとして、自店の商品を渡したのに「隣の店舗で支払っていいよ」とはならないですよね?(笑)
それだとめちゃくちゃ損します。
そうならないようにエニタイムの移籍システムは会費を滞納してしまうと適用されません。
移籍のメリット
移籍メリットは以下の3つが挙げられます。
会費の料金が変わる
エニタイムフィットネスの月会費は所属店舗の料金が請求され、全国的に平均は約7000円程度です。
もちろん所属店舗の会費が毎月請求されるため、土地が安い店舗だと6000円台、都心部などは8000円以上する店舗もありますので、安い店舗に移籍して会費を抑えることも可能というわけです。
移籍ルールを完璧に理解している会員様は、エニタイムに通う回数を計算して所属店舗を変えないようにする方もいらっしゃいます。
ですので、上手く調整して会費を抑えることができればメリットになるでしょう。
手続きが行いやすくなる
移籍するということは利用頻度が高いということなので、よく通う店舗で休会や退会の手続きができるのは楽だと思います。
しかし、一時的な出張や帰省で移籍になると元の店舗ですぐに手続きができなくなってしまうので、注意が必要です。
この記事で移籍になったときの退会手続き方法などをまとめているので、気になる方はチェックしてみてください!
所属店舗限定のイベントに参加できる
エニタイムは定期的にイベントが開催されますが、参加や応募などはその店舗に所属している会員限定であることが多いです。
同じイベントでも中には、
・○○店のスタッフが好きだから○○店でイベントに参加したい
・○○店のほうが豪華景品がもらえる
このように思っている会員様も少なくありません。
お気に入りの店舗でイベントに参加したいと思っている方は、移籍を活用するのもいいでしょう。
移籍のデメリット
続いては移籍のデメリットについて紹介します。
移籍のデメリットは以下の通り
オプションの再契約が必要になる
先ほど売り上げの補填を他店で行えないという話をしましたが、オプション(水素水サーバー・ロッカー等)も売り上げの一つなので移籍すると前の店舗で契約していたオプションは自動で解約になります。
そのため、移籍先でもオプションを契約したい場合は再度オプションの契約手続きが必要です。
また、店舗によっては水素水サーバーやロッカーが単発払いのところもあるため、少し面倒に感じるかもしれません。
しつこく営業される可能性がある
エニタイムはフランチャイズ展開なので、オーナーの運営方針次第ではオプション契約を無理に勧められたり、運動指導やイベント参加などでいちいち声をかけられる可能性があります。
僕もオーナーから「無理してでも契約を取れ」と言われたことがありますが、興味がない会員様からしたらとても迷惑だと思います。
これは本当にオーナーガチャなので、運が悪ければしつこく営業される可能性があることを頭に入れておきましょう。
スタッフの質が悪い場合がある
スタッフの教育がしっかりできていない店舗は愛想のない挨拶をされたり、店舗の掃除が雑な場合があります。
その中でも特に、会費の請求トラブルが非常に厄介。
というのも、会費の請求に関する業務はすべてアルバイトスタッフがやっているためミスが非常に起こりやすいです。
僕はエニタイムに入社したときに「お金に関することをアルバイトがやっていいのか?」とビックリした記憶があります。
入社したばかりの新人スタッフがマニュアルを渡されてやらされるなんてこともざらです。
いろんな店舗の口コミを見ると、アルバイトスタッフの業務の引継ぎができておらず不当な催促をされると書いてあるところが多かったので、移籍してこのような店舗にあたると嫌な気持ちになるかもしれません。
移籍の手続きはできない
上記の移籍のメリットを見て、好きな店舗に移籍したいと考えた方もいるのではないでしょうか?
残念ながら移籍のシステムは冒頭で書いたと通り自動で処理されるため、移籍の手続きをして所属店舗を変えることはできません。
しかし現在所属している店舗を一度退会し、好きな店舗に再入会することは可能です。
この場合に初期費用(セキュリティキーや2か月分の会費等)はかかってしまいますが、キャンペーンの内容によっては得をすることもあります。
例えば、現在の店舗で1月~3月まで7,000円の会費を払い続ける場合、合計21,000円がかかります。
年に数回来る激安キャンペーン(セキュリティキー無料、日割り、翌月会費半額)の場合、
・1月末で退会申請→1月7,000円
・2月に再入会→7,000の日割りと3月会費の3,500円(初期費用分)
合計→17,500円
激安キャンペーン時に店舗を乗り換えることで3,500円得できます(利用開始日を遅らせればもっと安くなる)。
また、以前までは利用開始日から31日間は入会した店舗しか使えない縛りがありましたが、規約が改訂されたため入会初日からどのエニタイムも利用可能です。
すぐにでも所属店舗を変えたい、少しでも会費を抑えたいという方はこの方法がおすすめです!
まとめ
今回は、現役スタッフがエニタイムの移籍について解説しました!
ルールのおさらいです。
A. 30日間に4回以上の利用がある
B. そのうちホームクラブ以外の同一クラブにおける利用が51%以上ある
C. 30日×30日で連続して上記2項目を満たす
A. 30日間に1回以上の利用がある
B. 30日×30日×30日で上記利用が連続し、そのすべてがホームクラブ以外の同一クラブである
僕が会員様に簡単に説明するときは、「約2か月連続して特定の店舗を利用し続けたら移籍しますよ」と案内しています。
現在の利用率を知りたい場合は、どこの店舗でもいいのでスタッフに聞くと教えてくれますよ!
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